LESSON 0002 ・ 読む
前から読む:意味のかたまりごとに
返り読みをやめて、英語の順番のまま意味を取る
今日のゴール英文を「かたまり」に区切って、前から読む
診断で、読む速さは68語/分やった。理解はできてるのに遅いのは、英文を日本語の順番に並べ替えながら読んでる(返り読みしてる)からやと見てる。今日は、英文を意味のかたまりに区切って、英語の順番のまま理解する読み方を身につける。
1 仕組みなんで返り読みになるのか
原因は、日本語と英語で語順が逆なことや。
| # | 言語 | 基本の語順 | 例 |
|---|---|---|---|
| 1 | 日本語 | 主語 → 目的語 → 動詞 | ジョンが 手紙を 読んだ |
| 2 | 英語 | 主語 → 動詞 → 目的語 | John read the letter. |
英語は「誰が・どうした」が先に来て、「何を・どこで・いつ・なぜ」が後ろにどんどんつながっていく。これをきれいな日本語に訳そうとすると、動詞を文末に回すために、最後まで読んでから前に戻ることになる。これが返り読みや。
診断のメールにあった1文で比べてみる。
However, / the building manager informed us yesterday / that the new carpets / will not be installed / until the end of that week.
| # | 読み方 | 頭の中 |
|---|---|---|
| 1 | 返り読み | 最後まで読んでから並べ替える:「しかし、ビルの管理者は昨日、新しいカーペットがその週の終わりまで設置されないと私たちに知らせた」 |
| 2 | 前から読む | かたまりごとに、出てきた順に意味を取る:「しかし/ビルの管理者が昨日、私たちに知らせた/新しいカーペットが/設置されない/その週の終わりまで」 |
2の日本語はぎこちないけど、それでええ。意味は十分わかるし、目が前に戻らへん。それに、聴くときは戻られへん。音は前から順に流れてくるだけやから、前から読む練習はそのまま聴き取りの練習にもなる。
2 覚える区切る目印は3つ
| # | ここで区切る | 例 |
|---|---|---|
| 1 | 前置詞・to の前 to, in, on, at, for, by, until など |
The meeting will start / at nine / in Room B. |
| 2 | つなぎの言葉の前 and, but, that, which, who, because, if, when など |
I called the client / because the invoice was wrong. |
| 3 | 長い主語のあと 動詞の直前 |
The new office / on the fifth floor / is larger than the old one. |
コツ
- of の前では基本切らへん。the end of that week で1つのかたまり
- 短すぎるかたまりは、くっつけてええ。目印は目安で、正解は1つやない
- 大事なのは区切ることそのものより、区切ったかたまりごとに意味を取って、前へ進むこと
3 練習1区切ってみる
上の表は見ずにやってな。3つの目印を思い出しながら区切る。
1荷物の配達についての文
to と on の前(目印1:前置詞)。「箱が配達される/各机に/10月16日に」。
2書類の整理についての文
and と that の前(目印2:つなぎの言葉)。「ファイルを整理して/書類を捨てて/もう要らない(書類を)」。
3イベントでのスピーチについての文
who の前(目印2)、will の前(目印3:長い主語のあと)、at の前(目印1)。of の前は切らへんから、at the beginning of the dinner で1つ。「部長が/イベントを企画した(その部長)/短いスピーチをする/夕食会の始めに」。
4 練習2ペース読み:戻らずに読む
かたまりが1つずつ出てきて、すぐ消える。戻り読みができへんから、出てきた順に意味を取るしかない。速さは最初「90語/分」にしてある。今の68語/分より少し速い、ちょっときつめの速さや。きつすぎたら70、余裕があったら110に変えてな。
1What should employees do with their receipts?
Please keep your receipts / and hand them / to the accounting office(領収書を保管して、経理部に渡す)。
2What is one option offered to the customer?
you can choose a similar model / at the same price(同じ値段で似たモデルを選べる)。もう1つの選択肢は、注文を取り消して全額返金。
5 確認目印を思い出す
1区切る目印として、正しいものを選ぶ。
2目印どおりに区切れているものを選ぶ。
who の前(つなぎの言葉)、is の前(長い主語のあと)、in の前(前置詞)。
6 一次資料本物の英文で区切ってみる
BBC Learning English「6 Minute English」から、気になる回を1つ選んで、スクリプト(TRANSCRIPT)の最初の1段落を、頭の中で / を入れながら読んでみて。音声も付いてるから、読んだあとに聴くと、話し手も同じところで少し間を置いてるのがわかるはずや。
7 記録結果を Claude に渡す
終わったら、結果をまとめて1行を貼ってな。ペース読みで「速すぎた」「余裕やった」みたいな感想も一言あると、次の速さを決めやすい。